検索フォーム

現在地

SF世界のような日常生活!最新家電が備える驚きの機能

(2017.12.06)

スマートフォンの普及によって、いつでもインターネットから情報が引き出せ、世界中の人々とコミュニケーションがとれる時代になりました。そして今起きているのが、あらゆるものがインターネットにつながることを意味するIoT(Internet of Things)の普及です。

一般家庭においても冷蔵庫や洗濯機、体重計などがインターネットにつながることで、これまでの生活が変わろうとしています。最新生活家電がもたらす生活とは、どのようなものなのでしょうか。

家電がインターネットにつながると何が変わる?

例として、東京都港区在住A子さんの生活を覗きながら、最新家電がもたらす生活を紹介します。A子さんは、夫と幼い男の子2人の4人家族。最近、最新の生活家電を購入したことで、生活がガラリと変わった様子です。



■朝
以前まで、目覚まし時計を何個もセットしたのにいつの間にか止めてしまい、気がつけば家族全員が寝坊ということも。また、目覚めも悪く朝の時間に余裕がありませんでした。しかし今は、スマートフォンで曜日ごとに起床時間を設定し、LEDライトが自動的に照明を調整して目覚めさせてくれるので、二度寝することもありません。

また、放っておけばいつまでも寝ている子どもたちを起こすのが大変でしたが、太陽光にあわせて照明の色や明るさを設定してから、子どもが自然に起きるようになりました。大声を出す必要もなく、落ち着いた朝を迎えられます。


※画像はイメージです

・照明器具 Philips Hue ホワイトグラデーション スターターセット
└ メーカー:フィリップス
└ 価格:1~2万円程度
└ 特徴:スマートフォンなどと連携できる照明器具。スマートフォンから明るさや色を自分好みに調整したり、外出先から明かりをつけたりすることが可能。
└商品ページ:
https://www2.meethue.com/ja-jp/productdetail/philips-hue-white-ambiance-starter-kit-a19

起床後朝食の準備をしようと冷蔵庫を見たら卵がきれているということもなくなりました。昨日、冷蔵庫が「そろそろ卵がなくなるころじゃないですか?」と音声で案内してくれたからです。また、冷蔵庫が食材の購入サイクルも学習してくれるため、買い物リストづくりも簡単になりました。

・冷蔵庫 SJ-TF49C
└ メーカー:シャープ
└ 価格:25万円程度
└ 特徴:献立・買い物の悩みに応えてくれる冷蔵庫。旬の食材や最近買った食材から、冷蔵庫がおすすめメニューを提案してくれたり、食材の購入サイクルを冷蔵庫が学習し、購入時期などを知らせてくれたりします。
└商品ページ:
http://www.sharp.co.jp/reizo/products/sjtf49c.html

■昼
A子さんは会社に出勤。外出すると、活動量計が歩行やデスクワークなどさまざまな活動を測定し、1日の総消費カロリーを測定してくれます。データはスマートフォンに送られるので常に体重変化を把握でき、その手軽さから夫も健康管理をするようになりました。田舎で一人暮らしをしている母にも活動量計、血圧計を送り、スマートフォンで親の健康状態をチェック。万が一のことがあった場合、素早く気づくことができるので離れていても安心です。


※画像はイメージです

・体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン
└ メーカー:オムロン
└ 価格:1万円程度
└ 特徴:Bluetooth通信機能を搭載した体重体組成計。測定データは、オムロンのiPhone/Androidスマートフォンアプリ「OMRON connect」で他社の健康管理アプリとの連携が可能。データを簡単に管理・確認できます。
└商品ページ:
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf/hbf-255t.html

・活動量計 HJA-405T カロリスキャン
└ メーカー:オムロン
└ 価格:5,000円程度
└ 特徴:センサーで、階段を上っているときや早歩きの歩数を測定。減らしたい体重を設定すると、その減量目標を達成するために、階段上りならあと何分、早歩きならあと何分必要なのかを表示します。スマートフォンアプリでの活動管理が可能。
└商品ページ:
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hja/hja-405t.html

■夜
仕事が終わり、保育園に子どもを迎えに行ってからの帰宅途中、夏場であればエアコンのスイッチをスマートフォンでオン。冬はわざわざスマートフォンを立ち上げてボタンを押さなくても、設定した距離まで家に近づけば暖房のスイッチが自動的にオンになるため、帰宅したときの快適さが違います。

・マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル
└ メーカー:デロンギ
└ 価格:6万円台
└ 特徴:ヒーターから100m離れたらスイッチオフ、自分が駅に着いたらスイッチオンといった設定が可能なオイルヒーター。
└商品ページ:
http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/494


晩御飯は、冷蔵庫の食材を確認し、オーブンに「卵を使ったメニューない?」と問いかけ、提案してもらったメニューを調理します。オーブンが長男の魚嫌いを把握しているため、魚抜きのメニューに悩むことも少なくなりました。


※画像はイメージです

・ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XW400
└ メーカー:シャープ
└ 価格:12万円程度
└ 特徴:対話ができるAI(人工知能)を搭載し、季節や天気、調理履歴などを考慮して最適なレシピを提案。会話を重ねることで、ユーザーの嗜好をAIが学習して成長します。
└商品ページ:
http://healsio.jp/products/axxw400.html


食後は、日中ソーシャルメディアで話題になっていた旅番組をスマートフォンで録画予約したので、次の家族旅行を考えながら家族で鑑賞。ついつい夜更かししそうになりますが、起床時間にあわせてリビングの照明が自然に暗くなっていきます。それにあわせて就寝するので、生活のリズムは崩れません。



以上、まるで未来小説のようなライフスタイルですが、最新生活家電を使えば現実になります。テクノロジーの進化とともに家電の性能も向上しますが、生活全般をサポートする機能が充実することで、時間の使い方や考え方まで大きく変化しそうです。


<監修>
インテリア&家電コーディネーター 戸井田園子

photo: Getty Images

関連リンク


これをおさえれば大丈夫!マンションで安心してアクアリウムを始めるには
みんなでシェア!ホットプレートで作る「とっておきのパーティーレシピ」3選
足元ほかほか!部屋もポカポカ!1000円以下でできる断熱方法とは
コラム一覧はこちら