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鍵がなくて家に入れない!緊急時の対応マニュアル

(2018.1.31)

玄関でいつものように鍵を開けようとしたら、鍵が見当たらず、どこを探しても見つからない……。多くの人が経験しているかもしれませんが、最近のマンションはセキュリティーが強化されているため、鍵がなければ自分の家でも入ることはできません。

とくに深夜などでマンションの管理会社に連絡もできない場合、インターネットで見つけたカギ屋さんに慌てて依頼したところ、高額な料金を請求されるということもあるようです。そこで、知っているようで知らない、鍵紛失時の対応方法を紹介します。

鍵をなくしても、まずは落ち着いて
開錠(鍵開け)をはじめ、高度な防犯設備も手掛ける鍵と錠の専門店「株式会社目黒ロックサービス」代表取締役社長の松尾たけし氏によると、開錠依頼には「鍵がないことが明らかな場合」と、「鍵は別の場所にあるが、手元にないため開けてほしい場合」という、大きく分けて2つのケースがあるそうです。

家に入れないという事態に、何とかして鍵を開けたいと思いますが、慌てず対処することが大切です。2つのケースについて、それぞれ対処法を教えていただきました。

■鍵がないことが明らかな場合

探しても鍵が見つからず、紛失や盗難にあった可能性が高く、しかも家族や知人の誰もスペアキーを持っていない状況です。このような場合は、鍵を開ける方法を検討すること以外に、防犯上の対策も必要になります。

①マンション管理会社や警備会社、保険会社に連絡する
最近では、マンション管理会社やマンションが提携する警備会社に合鍵を預けている場合が多く、その鍵を使えば家に入ることができます。合鍵をどこにも預けていない場合は、自分でカギ屋さんを探すのではなく、まずはマンション管理会社や火災保険会社が提携するカギ屋さんに連絡して開錠してもらいます。深夜で対応できない場合は、宿泊補助金が出るような場合もあります。

②交番で「遺失届出書」を提出する
近くの交番で自分の住所と名前、紛失したと思われる場所を伝え「遺失届出書」を提出します。積極的に探してくれるわけではありませんが、届け出をしておけば、鍵が見つかった場合に連絡が入ります。火災保険を申請しようとした場合に、遺失届出書の受理番号が必要になることがあります。

③鍵穴を取り替える
鍵と一緒に住所がわかる物をなくしてしまった時には、紛失した鍵が使われてしまう心配があります。防犯面から、マンションの規約に配慮し鍵穴も取り替えた方が安心です。松尾氏によると、交換料金は「鍵穴一か所につき1~3万円台が相場」だそうです。

■鍵は別の場所にあるが、手元にないため開けてほしい場合
例えば、
・旅行先から家に送る荷物に鍵も入れてしまい、自分は帰宅したが鍵を持っていない
・翌日に鍵を入れた荷物が届くのは確実だけど、取りあえず鍵を開けて欲しい
というケースなどがあります。年末年始やGWなどの帰省や旅行シーズンに多いそうです。

マンション管理会社や警備会社に合鍵を預けている場合は、まずそちらに連絡します。問題は、深夜となり管理会社に連絡がつかない時です。家に入りたいために、急いで24時間対応のカギ屋さんに依頼…としたいところですが、少し落ち着きましょう。

松尾氏によると「鍵が届くことが確実なら、ホテルに泊まった方が安くなる場合が多い」そうです。理由は2000年頃にピッキング犯罪が流行した際、一気にピッキング対策が進み、鍵穴を壊さずに開けるのが難しくなったため。鍵穴を破壊開錠して新しい鍵に交換すると、総額で3万円を超えることも珍しくないため、時間に余裕があるなら無理に開けようとせず、鍵が手元に届くまで待った方が賢明な判断といえそうです。

鍵の紛失で依頼をしてきた顧客の実に8割が、数分後に「鍵が見つかりました」と連絡してくるそうです。業者によっては出動後のキャンセル料を請求される場合もあります。鍵の紛失時は、慌てずに落ち着くことがキーワードになりそうです。

緊急の依頼で高額請求になることも
松尾氏の顧客が実際に遭ったトラブルで、夜間に依頼した別のカギ屋さんが4~5時間かけて作業し、8万円を請求されたことがあったそうです。松尾氏の会社で見積もれば料金は半額以下で、1時間もかからない作業内容だったそうです。高額請求になる理由は、鍵の緊急駆け付けサービスの運営形態にもあるそうです。

松尾氏曰く、「お客様からの依頼はコールセンターを運営する会社で受け、下請けの業者(主に無店舗)に仕事を振り分けます。そして、売上の30%程度を紹介料としてキックバックさせる仕組みが多いです。更にこのコールセンターを下請にもつ元請のコールセンターがいる場合もあり、お客様のお支払いが2万円の場合、元請コールセンターが6千円、下請けコールセンターが4千円、作業をした業者が1万円といった構成で振り分けられます」

「また、自宅にカギ屋さんを呼ぶことで、さまざまな個人情報が知られてしまいます。最悪の場合、新しく交換した鍵の合鍵を使われ、家に侵入されてしまったという事件もあります。選び方は難しいですが、例えば警視庁の警察署の中には『犯罪被害者支援ネットワーク』という集まりがあり、この会員に登録されている業者に依頼するのも一つの方法です。登録時に警察の審査を受けていますので、不条理なトラブルは発生しにくいといえます。なお、団体名は各都道府県警によって異なるので、所轄警察署の防犯係に確認してください」

鍵はなくすものと考える
以上は鍵をなくした時の対策ですが、デメリットを少なくする対策であって、本来は鍵をなくすことを前提とした事前の対策の方がよりメリットがあります。

■スペアキーを準備する
家族にスペアキーを渡しておく、自宅以外の場所に鍵を隠しておくのも対策の一つ。ただし、ドア付近や植木鉢の下など、玄関と結びつく安易な場所はNGです。あくまで緊急用なので、テープでぐるぐる巻きつけたり、ステッカーを上から貼ったり、一目で鍵とわからないようにしておくこともポイントです。

■スマートロックをつける
数年前から話題になっている、スマートロックを取り付ける方法もあります。スマートロックとは、既存の鍵に専用機器を取り付け、鍵を持たなくてもスマートフォンなどで解錠・管理ができるシステムのことです。鍵を使える期間を制限できたり、その制限付きの鍵をメールで第三者に発行したりすることができます。2020年のオリンピックに向けた民泊利用などでも注目されている、新しい鍵のスタイルです。

スマートロックは、インターネット通販でも購入できます。価格は2万円から10万円と幅があり、ドアの種類や形状によって設置できないこともあります。スマートロックを検討する際は、自宅のドアがスマートロックを設置できるか否か、どのように取り付けるかなど、購入前に必ず確認しましょう。DIYで設置できる場合もありますが、扉の破損や設置中に締め出されることもあるので注意が必要です。

鍵ほどなくしたら困る物はないのに、どこかで自分は大丈夫と思っている人が多いかもしれません。備えあれば憂いなしというように、鍵の紛失対策を考えることが最も重要なこと。松尾氏も「事前の対策をしている人のほうが鍵をなくしません(笑)」と語ります。警備会社に合鍵を預けているのか、マンション管理会社の連絡先や対応可能時間、火災保険の補償内容などを事前に確認しておくと安心ですね。

<監修>
株式会社 目黒ロックサービス 代表取締役社長 松尾たけし

photo: Getty Images

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