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ワンフロアのマンションだからできる、家事がラクになる部屋づくり

(2019.3.7)

洗濯に掃除にお料理。毎日の家事は大変と思っている方が多いのではないでしょうか。家事が大変なのは、自分のやり方が悪い、時間がないから…と思ってしまいますが、実はそうではないようです。

「家事が大変なのは『あなた』のせいではなく、家事をジャマする『部屋』にある」と語るのは、知的家事プロデューサーの本間朝子さんです。ワンフロアのマンションだからできる、家事がラクになる部屋づくりをご紹介します。


家事が大変なのは、動線に問題がある
いくらやっても終わらないのが家事です。やらなくてはいけないことが多すぎて、家事に対してネガティブになってしまいます。本間さんは「必要最小限の手間で効率的に家事を片づけられるよう“導いてくれる”環境」を整えれば、家事がぐっとラクになるとおっしゃいます。

家事がラクになる部屋づくりのポイントとして、本間さんは次の3つを挙げています。

① 流れが良いようにものを配置する
掃除グッズは掃除する場所のそばに置くなど、使うシーンや目的を意識します。わざわざ道具を取りに行くエネルギーがいらなくなり、「ついで」に掃除をする習慣が身につきます

② 最適な家事の流れをルール化する
何度も繰り返す家事の手順を決めましょう。いったんルール化してしまえば、いちいち考えなくても効率的に家事をすることができます

③ そもそも家事が生まれにくい部屋にする
家事はものの置き方やしまい方で負担が増減します。準備や移動に時間がかかってしまうと家事をするのがつらくなります。そもそも家事が生まれにくい部屋にしてしまいます

それでは洗濯、掃除、料理のシーン別に、どのようにすれば家事がラクにできるかご紹介します。


洗濯は「洗う」「干す」「しまう」を近づける

洗濯のためにどれくらい移動しているか、考えたことはあるでしょうか?洗った洗濯物をベランダや物干しに運び、乾いたら取り込みリビングなどで畳み、さらにそれぞれの収納場所に持って行きます。大量の衣類やタオルを抱え、家の中をあちこち歩きまわるシーンが思い浮かぶように、家事の中でも移動距離が長いのが洗濯です。

洗濯をラクにするために本間さんが提案するのは、洗濯機、干す場所、収納場所の3つの距離をできる限り近づけることです。

「たとえば、洗濯乾燥機で洗濯から乾燥までを行い、乾いた衣類を洗濯機のそばにしまえれば、移動の手間なく洗濯が完了しますよね」

確かにほとんど動かずに洗濯から片づけができてしまいます。間取りや収納場所などで干す場所やしまう場所が離れている場合も、ちょっとした工夫で移動距離を短くすることができます。

・洗濯機と干す場所を近づける
洗濯機の上などに突っ張り棒で干せるスペースを作ったり、キャスター付きの部屋干しスタンドを使ったりすると、洗濯機のそばで干すことができます。

・干す場所としまう場所を近づける
洗濯物を干す場所、畳む場所、しまう場所が違うとその度ごとに動かなくてはいけません。例えば浴室や脱衣所で干したら、脱衣所に衣類の収納スペースをつくってしまえば、そこで収納が終わります。脱衣所の収納スペースが小さい場合は、下着とパジャマだけでも脱衣所にしまえるとラクになります。また、収納場所はあまり分散させず、できるだけまとめた方が移動距離を短くできます。

ちょっとした工夫ですが、例え5〜10分でも短くできると、他のことができる時間が生まれます。


汚れる場所に掃除グッズを配置する

掃除は後回しにすればするほど汚れがたまり、掃除をするのが億劫になります。 本間さんからは「掃除道具を家の各所に配置することで、気づいた時にサッと手に取ることができ、掃除が驚くほどはかどる」と教えていただきました。

本間さんの自宅で実施している、掃除道具の置き方をいくつかご紹介します。

・脱衣所の洗濯機横にフロアモップ
脱衣所に水気はつきもので、入浴したり洗面台を使うとすぐに濡れてしまいます。フロアモップを置いておけば、水気に気づいた時にサッとふけます。

・ソファ横のマガジンラックにハンディワイパー
ソファに座った状態で手が届く場所(マガジンボックスなど)に、ハンディワイパーを入れておけば、テレビのCM中に気になるほこりを掃除できます。

・冷蔵庫横にスプレーモップ
調理中にでる水ハネや油汚れは、ついたらすぐに拭き取るのがポイント。スプレーモップは洗浄液を噴射しながら掃除できるので、キッチンの床掃除に便利です。

汚れに気づいても、掃除道具を取りに行かなければいけないというワンアクションが、掃除する気持ちを遠ざけてしまいますね。掃除をしなくてはいけない場所に掃除道具があれば、「ついで掃除」ができるようになり、結果的に部屋をきれいに保つことができます。


キッチンはコックピットのように配置する

最後は1日の中で過ごす時間が多いキッチン。お料理をテキパキつくるために大切なのが「環境づくり」です。「飛行機のコックピット(操縦室)のように、サッと手を伸ばせば使うものが手に取れ、また余計な移動をせずに作業ができる空間」にすることで、料理をする時のストレスが少なくなるそうです。

・良く使うものは出し入れしやすいところにしまう
調理道具は料理の流れを考えて収納します。例えば鍋はコンロ下に収納しがちですが、最初に水を入れる鍋なら、シンク下に収納した方が効率的です。こうすると、鍋を取り出してすぐに水が入れられます。

・食材を置く、調理する、盛りつけるスペースを確保
効率良く調理をするには「食材を置くスペース」「調理するスペース」「盛りつけるスペース」の3つがあるとスムーズに動けます。スペースが足りない場合は、キッチン周りを片づけて置けるスペースを作ったり、市販のコンロテーブルを置いてスペースを増やしましょう。

家事をラクにする方法として「時短レシピ」や「家事の小ワザ」などもあります。でも、本間さんからは「作業ひとつひとつを見直すより、作業全体を支える環境を見直す方が効果は大きくなる」とアドバイスしていただきました。

洗濯、掃除など家事は同じことの繰り返しです。いったん家事をしやすい部屋をつくってしまえば、その後の生活がスムーズに流れるようになります。本間さんのやり方は、ものの置き方や動き方の見直しなので、ワンフロアのマンションで効果を実感しやすいです。洗濯、掃除、料理についてご紹介しましたが、興味があるものどれから始めても大丈夫です!


参考図書:
「写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」(青春出版社)
「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版)
「『片づく仕組み』のつくり方」(三笠書房)


<監修>


 知的家事プロデューサー 本間朝子

 自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、
 ムダな時間と労力を省く「知的家事」を考案。
 毎月「時短家事セミナー」を無料で自主開催している。
 テレビ出演・著書多数。
 3月13日に新刊「本間式 置くだけ片づけ」(エクスナレッジ)を出版。
 http://honma-asako.com/


photo: Getty Images

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